3タイプのストーブの種類を理解しご自身に合う種類を
静岡県の薪ストーブ・焚火屋の評判
「自分の家にはどのような種類のストーブがいいのか分からない」「そもそも何を基準に選べばいいか分からない」「他の人はどんなタイプのものを使っているのか」などというお客様には、まずストーブの種類から丁寧にご説明いたします。それぞれの家の形やタイプで導入できるものが限られてくる場合もございますので、まずは気軽にご相談ください。お客様の家の様子やご要望をお聞きしながら、最適な種類のストーブをご提案いたします。
暖房効率を高める輻射式で部屋の暖かさを保ちます
「部屋を効率的に温めたい」というお客様には輻射式がおすすめです。輻射式では、本体が熱を蓄え、本体から輻射熱を発して空気を温めるため、よりスピーディーに部屋が温まるというメリットがございます。また、ストーブ自体が高温になるため、天板を使って鍋やポッドを置いて料理をしたり加湿を取ったりすることも可能です。じっとストーブの前にいて読書をしたり、リラックスしたり、ゆったりとした時間をお過ごしいただくことが多い場合は温かさを存分に感じられます。
ですが、本体自体が温かくなるため、やけどに注意する必要がございます。さらに、本体の熱が壁や家に伝わることを防ぐため、十分なスペースや壁の遮熱対策が必要ですので、施工時はその部分も含めて工事をいたします。このように、輻射式は部屋全体を、というよりはストーブの前でじっと過ごすことが多い、というライフスタイルに合うストーブです。
部屋全体を温める効果の見込める対流式で空間づくりを
「広い家の中で家族それぞれが動くことが多い」「じっと温めるのではなく、部屋の空間全体を温めてほしい」というお客様には、対流式がおすすめです。対流式は、本体の周囲が二重構造となっており、その中で空気の循環が行われます。層の間の熱を自然対流で放出するので、全体的に空間を温めることに優れています。温度が上がりすぎないため、やけどの心配もなく、小さなお子様やご高齢の方がいても安心・安全にお使いいただけたり、小さな部屋であっても壁ギリギリで設置したり、と用途が幅広くなります。
ただ、空気を放出しながら空間を温めていくため、全体が温まるまでに時間がかかることがあります。じんわりと温まっていく感覚をじっくりとお楽しみください。大きな部屋の中で家族がそれぞれ過ごしていたり、動き回ったりすることが多い場合は、部屋全体が温まりますので、おすすめしております。
開放式でインテリア性の高いストーブでおしゃれ空間を提供
「暖炉のようなレトロでおしゃれな空間にしたい」「インテリアとしてもストーブを楽しみたい」というお客様には開放式がおすすめです。炉に扉がないシンプルな作りのため、直接薪が燃えるのをお楽しみいただけます。また、レトロでおしゃれなデザインによりどこか懐かしさを感じる雰囲気を演出できることも魅力の1つです。ただし、熱が煙突に引っ張られてしまうことで、燃焼効率が良くなく、部屋が温まりにくいというデメリットもございます。レストランやホテルなどのインテリアとして使われることも多く、一般家庭ではなかなか効率は良くないと言えるでしょう。
それでもおしゃれな空間を作りたいというインテリア重視の方には、扉がないことでより雰囲気を醸し出せるためおすすめしております。機能面との兼ね合いでじっくりとご検討してみてください。お気に入りのストーブが見つかるはずです。